maternity
マタニティ
妊婦さんに対する歯科治療
マタニティ歯科はお母さんと生まれてくる赤ちゃんのお口の健康の歯科です。妊娠の安定期は一般的に妊娠5ヶ月~7ヶ月(妊娠16週~28週)で、この間であれば、ほとんどの方が問題なく診療することができます。 また、妊娠期間は身体のホルモンバランスが変化し、むし歯になりやすかったり、歯周病菌の増殖を促進させるために妊娠性歯肉炎が起こりやすくなります。つわり等によって歯みがきが難しくなり、みがき残しが多くなったりもしますので定期的に歯科でチェックしてもらいアドバイスをもらいましょう。
当院のマタニティ歯科
お母さんと赤ちゃんのための口腔ケア
妊婦歯科診査は、妊婦及び生まれてくる子の歯と口の健康を保持増進するために歯科医療機関で行う健康診査です。
妊娠期間中はホルモンバランスの変化・つわりによる口の清掃低下・好みの変化などにより、むし歯になりやすく歯周病が悪化しやすくなります。 また、生まれたばかりの赤ちゃんの口の中にはむし歯の原因菌はいませんが、むし歯の原因菌の6割は一番近くにいるお母さんからうつると言われています。お母さん自身の体、そして生まれてくるお子さんのためにも安定期に入ったら妊婦歯科健診を受けましょう。また、残りの4割は父親からの感染によるものなので、お父さんもこの時期に虫歯があれば、治療することが大事です。
妊婦検診の内容は目視だけで、完全な検診ではありません。できれば、レントゲンを撮ったり、歯周検査を全顎に行い、歯石や汚れを取ってきれいな状態で虫歯などを見ていかないと正しい診断が出来ないので、妊婦検診の案内はがきを併用して保険治療も行うよう、患者さまにはお願いしております。はがきがあれば初診の場合、初診料はかからないので、少し医療費が安くなります。
妊娠中のレントゲンについて
妊娠中でも、上記のように適切な治療を行うためにレントゲン撮影が必要な場合があります。通常の歯科用レントゲンは放射線量が非常に少なく、腹部からも離れているため、赤ちゃんへの影響はありません。受診時には必ず妊娠していることを伝え、歯科医師と相談の上で対応を決めましょう。
院長よりメッセージ
これから「お母さん」になる患者さまにとって、お子さまへのリスクはできるだけ避けたいものです。「妊娠中は歯科治療を受けられない」と思われる方もいますが、体調が良好で、安定期であれば普段通りの診療が可能です。当院では確かな知識を持って治療を行いますので、妊娠中の方も安心してご受診ください。