義歯

保険治療の場合

メリット

• 安価である
• 隣の歯を大きく削らなくてすむ

デメリット

• 異物感が強い
• 温度を感じにくくなるため食事の味がおいしくなくなる
• 発音がしにくくなる
• 粘着性の強いものを食べると外れやすい
• 脱着が必要

保険治療の場合、形などにいろいろな制限がありますが、保険であっても異物感をなるべく少なくするなど、使用するうえで、なるべく違和感が少なく日常的に装着し、使用していただけるものを作っております。
ただ、義歯の痛みに関してはしっかりと調整して無くなるよう、治療していきますが、違和感など慣れていかない部分に関しては患者さまの努力も必要となりますのでご了承ください。

自費治療の場合

メリット

• 異物感が少ない
• 金属のため温度が伝わりやすく、食事もおいしい
• 発音も気になりにくい
• 上手い技工士が作製するので適合がいい
• 使う材料がいいので、適合がいい
• 装着した時の違和感を感じにくい
• 隣の歯を大きく削らないですむ

デメリット

• 高価である
• 脱着が必要

金属素材で作ることで、全体の厚みが薄くなります（保険適用の場合、樹脂で作るため割れないように厚みが必要です）。また、金属は温度を伝導しやすいため、食事の味は大きく変わります。温度感によって食事の味は変わります。例えば、冷えたビールや熱々のシチューがぬるく感じると美味しさが半減しますが、自費の義歯ではそのような現象が起こりにくくなります。

当院では、費用的に余裕があるなら義歯は自費を選択した方がいいと考えています。自費では高級な精度の高い金属を使う為、歯との適合が自費と保険では全く違っており、金具をかけている歯も長持ちしやすく、全体の異物感が少ないため、使用感もより快適になる為です。当院の院長は補綴（義歯）科出身の為、大学病院時代には技工所には出さず、義歯を自分で作製していたほど熟達しておりますので、義歯でお困りの方は是非一度ご連絡下さい。

歯が1～2本欠損している場合、選択肢として義歯、ブリッジ、インプラントがあります。
中には、欠損したまま放置することを希望される患者さまもいらっしゃいますが、歯がない状態が長期間続くと、隣の歯が倒れてきたり、対向する歯が伸びてきたりするため、咬合のバランスが崩れます。その結果、他の歯にもさまざまな問題が生じ、非常に難しい症例になることがあります。したがって、歯がない部分を補う治療は、できるだけ早めに行うことを強くお勧めします。

今回は1本だけ歯が欠損した時の治療についてお話します。
１本だけ歯が欠損した場合、治療の選択肢として 義歯、ブリッジ、インプラントがあります。